りょーの フリーランスの活動

フォトグラファー、イベント企画、個人事業などの活動経歴を載せていきたいと思います。また趣味の旅行やグルメの写真も投稿させて頂きます。

今の活動の源を帰りの電車の中で思い出した。

f:id:kura-dokidokiwakuwaku:20181009000201j:image

 

私は、高校2年の夏(多分2012年の8月くらい)被災地に行って、現地の小学校でボランティア活動をしました。震災から半年経ったにも関わらず、生活はとても「自由に生きれる」とは言い難いものでした。

 

仮設住宅はできてるところはありますが、まだその頃は全世帯分揃ってはなかったです。

 

なので自由に「好きなところにも行けない」「好きなものも食べれない」「勉強もできない」「ゲームもできない」「遊べない」、
しかも、ましては小学生がです。

 

私はこの状況に言葉を失った。
けれど、小学生の子達は下を向いて落ち込むことなく、前向きに笑顔に家を手伝ったり、将来に向けて熱く語ったり生気を失ってることは全くなかったんです。

 

ぶっちゃけ、僕はこう考えました。
「なぜだ、こんな絶望な状況なのにこの子たちは落ち込まないんだ。明るく前を向いてるんだ。」
そう思いました。

 

そして、僕がその子達に聞きました。
「なんで、君たちはこんな絶望な状況なのに、明るくいられるんだ、、理解できないよ、、」

 

正直この質問をした時点で、ボランティアに来たにも関わらずなんでダメな高校生なんだ。
そう思いました。

 

けれど、子どもたちは
「だって、辛いことの先には必ず幸せがあるってお母さん言ってた!今僕が悲しいことしたら天国のお母さんとお父さんに怒られちゃうよ。」


「だから、お母さんやお父さんのためにも前を向いて歩かなきゃ!それこそ僕のためであり、お母さんのお父さんのタメであるんだ!」

 

それを見て当時高校生だった僕は、「自分より年下の小学生がこんな前を向いてるのに、自分は何をやってるんだろ。こんな生活に不自由もなくノコノコ育ったにも関わらず、何生活に文句を言ってるんだろう。」

 

そしてもう1つ「自由に好きなことができない」というのはこんな辛い事なんだ、というのが実感しました。

 

こんな平和に生きてるんだから、何もしないわけいかないでしょ。

 

これこそが私の「起業したい」という最初の源であり、今の活動のもっとも最初の原点ではないでしょうか。